
Yerebatan Sarnici
Yereとは地下、batanとは沈んだという意味のトルコ語です。
AD532年、ビザンティンのユスティニアヌス帝の時に建設
された地下貯水池です。1545年、フランス人ペトルス・ギリウス
が住民がバケツをおろして、水を汲んでいるのを発見、地下に舟を
浮かべ魚までとっていたそうです。現在は博物館として公開中です。
それでは何故、地下宮殿っていうのでしょうか?それはですね、整然と
並んでいる円柱(コリント様式)が宮殿のようだったからなんです。
当時、8万立方メートルの貯水力があったそうです。水源地は20キロ
メートルはなれた黒海に近いベルグラードの森です。いくつもの
配水管や水道橋を使って引水していたんだって。大変だったんだよな。
この地下貯水池の地上はイスタンブールの中心地で、自動車の往来も
激しい所です。でも柱の一本も傾いていませんでした。これってすごいなぁ〜
と思いました。やっぱ、007のMの力でしょうか?。解かりますか?
冬でも暖かくって快適でした。地下宮殿の音ってね、シトシトヒ゜ッチャン、
シトヒ゜ッチャンでした。そうです。天井からの水滴が落ちてくる音でした。
大五郎とちゃいまっせ。いうとくけどォ・・・・・。ふと日本の梅雨を思い出しました。
全体は縦140m、横70m、
高さ8m。柱は当初336本。
中に入るとほんのりと生暖かく、
メガネとカメラのレンズが曇ります。
水の上に歩いて観光できるように
木製の回廊が設けられています。
湿度が高く、よくすべるのでご注意。
内部はこのようにライトアップ
されています。只今水深は足の
肘程度でしょうか。
周辺地域の主要な水瓶だった
ようです。
トプカプ宮殿のスルタン達の
喉を潤したそうです。
007の映画
ロシアより愛をこめて
の舞台にもなりました。
1984年の修復作業の際、2mの
厚さの泥の中からオリジナルの床
があらわれ、同時に円柱の土台に
使われた巨大なメドゥサの頭部が
二体発見されました。元々3姉妹。
この写真上下逆ではありません。
念のため。
二つの頭部は単なる建築
資材として柱の台座に使われて
います。要するにこの貯水池を
建設するために各地の建造物が
資材として使われたということ。
女神の怒りにふれ蛇髪とされた
メドゥサが今日も横たわって
います。そう永遠にね。