わたしは、あの時本当に嬉しかった


あの時まで、家族はおらんけど一人で頑張れる。そう思うとった私…


せやけど、あの人はわたしの家族になってくれる言うたんや


その人は騎士様やった、鋼鉄の鎧を纏って星の海を駆ける宇宙の騎士様や


わたしが最初そう呼んだ時、その人はちゃうって否定したけど、わたしにとっては間違い無く騎士様やった


「家族になろう」たった一言の言葉やけど、その一言でわたし自身気付かんフリしとった“孤独”っちゅう迷宮から助け出してくれたんや


それから、わたしの中でその人は大切な家族であると同時に、憧れの騎士様になったんや


あの時“     ”に出会えて、本当に、嬉かったんやで……



















Knight of space whom gale becomes

――序章編――

落ちてきてた騎士と少女の平穏

















 朝の海鳴市住宅街の一角、八神と表札の掛かった家の庭にある真新しい大型プレハブ物置から年の頃18歳頃の青年が出てくる。
機械いじりでもしていたのだろうか、オイルで汚れた両手をタオルで拭きながら大口を開けて欠伸をしていた。

「クロウ兄〜!部屋におらんなぁっておもっとったら、また徹夜でアレいじっとったんかいな!」

「ああ、ワリぃ。軽く整備しとくだけのつもりだったんだけど、気付いたら徹夜しちまってた」

 家屋の庭側に面している窓から、車椅子に座った10歳位の少女がお玉を持った手を振り上げながら青年に向かって声をかけてくる。
それに対して、クロウと呼ばれた青年はオイルを拭き取った手で頭の後ろを掻きながら苦笑を浮かべている。

「まぁとりあえずは、おはようだな、はやて。後、お玉は振り回すモンじゃないぞ?」

「あははは、さっきまでお味噌汁作ってたから、つい持ったままでおったみたいや」

 クロウの指摘に、はやてはてへっと微笑みながらコツンと左拳で軽く自分の頭を叩く。

 今朝の八神家の食卓の上には、味噌汁、鮭の塩焼き、玉子焼き等の日本の朝ごはんの見本とも言える物が並んでいた。

「はやては相変わらず料理が上手いよなぁ…ムグムグ…ご飯まだあるか?」

「私こんなやから、外食より自分で作る事の方が多かったから自然に覚えてったんや。…炊いたばかりやからまだいっぱいあるで、よそおうか?」

「コラコラ、自分の事をこんななんて言うんじゃねーよ。…や、自分でやるからいい」

 と、シリアスなのかギャグなのか判らない会話を続けながら、二人だけだが賑やかに朝食の時間が過ぎていく。





「そういえばクロウ兄、今日は仕事お休みやったっけ?」

 二人で食後の後片付けをした後に湯飲みを手に一服していた所で、はやてが思い出したかの様に尋ねる。

「ん?ああ、今日は施設点検だったかで店開けられないらしくて休みだぞ?」

 飲み終わった湯飲みを食卓に置いたクロウが答えた。

「それやったら、今から何処かお出かけせえへん?」

 クロウの答えを聞いたはやてがにぱっと微笑みながら胸の前で両手を合わせる。

「出かけるって・・・何処に?」

「そやな〜、今日は天気もええし、お弁当持って臨海公園の方まで行ってみるとかどないやろ?」

「…弁当って、お前なぁ・・・今から作ってたら間に合わないんじゃ、あ……」

 はやての提案にクロウが質問を返そうとするが、それははやてが食卓の下から取り出したバスケットの存在によって遮られる。

「……まったく、今日いつもより朝飯の呼び出しが遅かった理由がそれか?

 若干の呆れが含まれた苦笑を食卓の上に鎮座するバスケットに向けながら、クロウが呟く。

「ふっふっふ…、準備は万全や。服を着替えたらレッツゴーやで!」

「はいはい、仰せのままに、お姫様」

「よろしく頼むで、騎士様」

「俺は騎士なんて凄いやつじゃないって」

 はやてを着替えさせる為に、クロウは彼女を車椅子から抱きかかえ、二階にある彼女の自室へと軽口を言い合いながら移動するのだった。





「今日はどの服を着てくんだ?」

 クローゼットを開けながら、背後のベッドに座らせたはやてにクロウは尋ねる。

「そやな〜、今日は天気もええし、上に掛けてる白いシャツと黒のスカートにそっちの赤色の上着にするわ」

「これと、こっちのやつだな…」

 はやての支持に従って衣類を取り出し、それを彼女の横に置く。

「それじゃ、着替えさせてな〜」

「はいはい・・・」

 朗らかに笑いながら言うはやてにクロウは軽く苦笑し彼女の服を室内着から外出着へと着替えさせていく。






 いつもの外出着よりかなりおしゃれな服に身を包んだはやてを車椅子に座らせ、昼食の入ったバスケットを彼女の膝の上に、
そして日差し対策の帽子をはやての頭に被せると彼女の準備は完了する。

「さて、それじゃあ行きますか、お姫様?」

 はやてが洗面台で身だしなみのチェックをしている内に、手早く服を着替えてきたクロウが車椅子を押しながら話しかける。
ちなみに彼の服装は、黒のズボンに白いシャツ、その上からはやてとおそろいの赤い上着を着込んでいる。

「それじゃ、発進や!」

 戸締りを確認した後、はやて部隊は臨海公園に向けて出撃するのだった。
















「や〜、今日はほんと楽しいわぁ〜」

「……そりゃあ重畳だ」

 満面の笑顔のはやてに対して、クロウはムスッとした表情で返す。

「あ〜ん、クロウ兄まだ怒っとるん?妹の可愛い悪戯やん、許して〜な」

「最近の妹は、普段世話になってる兄に対して激辛料理を悪戯で仕掛けるのか……。今度あいつにも教えとくか・・・、あいつも妹いるし」

 はやてに冷めた視線を向けつつ、クロウは妹と悪戯について考え、仕事先で偶に一緒に働く友人の家族構成を思い出し、忠告すべきかと思い至る。

「ごめん、わたしが悪かった。ちゃんと謝るから堪忍して〜な!」

 事ここに至ってやりすぎた事に気付き、はやては本気でクロウに謝りだす。

「………………」

 両手を合わせて拝み倒してくるはやてを無視してクロウは展望台から見渡せる海原の方へと視線を向けながら先程買った缶コーヒーを傾けながら、
公園に来てからの事を思い出していた。













「とうちゃ〜く、やで」

 臨海公園の入り口に着くと、はやてはそう言ってクロウの顔を見上げ微笑む。

「さて、とりあえずは軽く公園内を回るとするか?」

「そうやね、せっかくのお休みなんやしのんびりといこか」

 クロウの提案にはやては頷き、これからの行動を決める。

「それじゃ、動かすぞ?」

「お〜!」

 突き上げたはやての右手にクロウは苦笑すると、車椅子を押して公園の奥へと歩みを進めた。

「それでやな…」

「へ〜、それで?」

 進みながら二人は他愛も無い事で笑い合う。

 はやてはこの時間が本当に楽しいのか、あれこれと話題を振って話を止めようとはせず、

 クロウもそんなはやての話に笑ったり相槌を打ったりときちんと反応を返している。

「青い空に青い海、見てるとなんかいい気分になってくるから不思議や」

 展望台に到着すると海を眺めながらはやてがそう言った。

「良い景色と良い天気が揃ってるんだ、気分もよくなるさ」

「そういうもんやろか?」

「そういうもんだろ」

 車椅子のブレーキを引き、車輪を固定するとクロウははやての問いに答えつつ、彼女の横にある椅子に腰掛ける。

「そや、そろそろいい時間やし、お弁当にしよか?」

 腹具合と携帯電話の時刻表示で時間を確認したはやてが膝の上のバスケットを開けながらクロウの顔を覗き込む。

「っと、もうそんな時間なのか…」

 腕時計で時間を見たクロウがテーブルのある場所まで車椅子を押す。

「さぁ、めしあがれ、や」

 そう言いながら、テーブルの上に蓋を開けたバスケットを置くはやて。

 バスケットの中には複数の容器に入れられたおかずやサンドイッチ等が詰められていた。

「こりゃあ、うまそうだな」

 バスケットから取り出されてテーブルに並ぶ弁当を見てクロウが思わず呟きをもらす。

「ふっふ〜、昨日からこっそり下拵えとかやっとったからな、味は保障するで」

 はやての言葉を聞き、今日のピクニック?は以前から計画されていた事にクロウは気付くが、あえて何も言わずに差し出された容器から
サンドイッチをつまむと口に運ぶ。

「うむ、うまい」

「沢山作ってきたから、いっぱい食べてや〜」

「応よ、こんなうまい食事、残すなんてできるかよ」

「もう、そんなに勢い良く食べんでも弁当は逃げたりせんで?」

 食べるスピードの上がったクロウにはやては苦笑を浮かべつつ、自分の分はしっかりとキープする事も忘れてはいなかった。






 そして、それは起こった………






 それは、数個目のサンドイッチを頬張った時だった

 今まで勢い良く動いていたクロウの身体の動きが突然ピタリと止まったのだ。

 そして数瞬後……

「!………?!?!?!鼻が?!目が、舌がぁぁ?!」

 悶絶しながらのた打ち回るクロウ、はやてはそれを見ながら自分の仕掛けた悪戯が成功したのを確信した。

「あ、クロウ兄言い忘れとったけど、サンドイッチに一個だけマスタードとハバネロ入りの当りを入れとったんやったわ」

 咳き込みながら水筒からお茶を飲むクロウにはやてが言う。

「……ゲホッ、悪戯にしては少しきついんじゃないか?」

「ごめんなぁ、まさかこんなにキツイものになるとは思わんかったんや」

 流石に怒っているのか、激辛サンドイッチを食べたせいなのか、いつもよりトーンの低い声ではやてに問い掛けるが、
はやては悪戯が成功したのが嬉しいのか、明るい口調でクロウに謝るが・・・・・・

「………そうかよ」

「えっ?ちょ、クロウ兄?ひょっとしてホントに怒ってもうた?」

 クロウから返された冷たい言葉にはやては、浮かべていた笑顔を一瞬で不安なものに変えるとクロウの顔を覗き込み
クロウが本気で怒っている事にようやく気付くのだった。






 そして、現在――










「……………ん?」

 先程の騒動を思い出しながら海と空を眺めていたクロウは、ここからかなり沖の海上で桃色の光と金色の光が舞い踊っているのを一瞬目にするが、
瞬きした後には何も無い空と海しか視界に移る事は無く、何かを幻視したんだろうと思う事にした。

「目の錯覚か………ん?」

「グスッ…ゴメンやぁ…もうこんな事せぇへんから、無視せぇへんでぇ……キライにならんといてぇ………」

 目頭を揉み解しながら視線を戻したクロウの目の前では、どうやらクロウが昼食の事を振り返っている間に感情が臨界突破したはやてが泣きながら
クロウに懇願している姿だった。

 どうやらあれからずっとクロウに謝っていた様だが、クロウがこちらを向いてくれない事に寂しさを思い出したのとひょっとしてクロウが自分の事を
嫌いになってしまったのではないか、と考えて不安に囚われてしまったのが泣いている原因のようだった。

「は、はやて?!なんだか良くわからんが俺が悪かった?!頼むから泣き止んでくれぇぇぇ!!」

 流石に、公園という公衆の目のある場所でまだ幼い少女を泣かせてるというのは、世間様から見て悪印象確定の上に下手したら警察のお世話になりかねない為
何故はやてが泣いているのかはまだ分からないが、兎に角泣き止んでもらう事をクロウは優先するのだった。

「グスッ……クロウと一緒におる時間が楽し…かったんや……それで、つい悪戯を…グスッ…思いついてもうたんや…クロウなら笑って許してくれる
そう思うとったんや…。こないな事考えとったら、嫌われて当然かもしれへん………けど、せやけど、わたしはクロウに嫌われたくはないんや……」

「俺がお前の事嫌いになるなんてある訳ないだろ?!無視してたのは俺も大人気なかったから、あやまるから泣き止んでくれ…な?」

 車椅子からはやてを抱き上げたクロウが、片腕ではやてを支え、もう片方の手ではやての頭を撫でながらはやての顔を覗き込みつつ、笑顔を保って話しかける。

 そんなクロウの様子にはやても落ち着いてきたのか、涙は止まったが不安そうな表情でクロウの服を掴む。

「……私の事、キライにならへん…よな?」

 泣きはらした目で不安そうにクロウの顔を見ながらはやてが尋ねる。

「妹の事を嫌う兄貴が世の中に居………るかもしれんが、俺がお前の事を嫌う事は絶対にねぇよ」

 ここでクロウは一瞬キライだと、悪戯の仕返しに言ってみたくなったが流石にそれをやると後がとんでもなく取り返しの付かない事になると分かっているので
真面目に答える。

「ほんとう……?よかったわぁ……」

 泣き疲れたのと、安心して気が緩んだ事で、はやてはクロウに抱きかかえられたまま、すぅっと眠りに付くのだった。

「やれやれ……泣かしちまって、本当にゴメンな……はやて」

 そんなはやての頭を、まるで壊れ物を扱う様に恐々と撫でてから、クロウは彼女を背中に背負うと、片手で彼女が落ちない様に支えてもう片方の手で荷物を
片付けて帰り支度をするのだった。


















「俺みたいな出来の悪い奴がはやての兄貴なんかになって本当に良かったのかなぁ…」

 夕暮れに紅く染まる道を、片手で背中の疾風を支え、もう片方の手で荷物を載せた車椅子を押して歩いているクロウが苦笑交じりに呟く。

「おっと…」

 きゅっと自分に回された腕に力が込められ、軽くバランスが崩れたのを整える。

「クロウ兄……」

「!……なんだ、寝言かよ」

 肩越しに覗き込んだはやてが自分の名を呼んだので、クロウははやてがさっきの己の独白を聞いていたのかと一瞬身構えるが、彼女が寝息を立てている事に
気付くと、軽く微笑みながら前を向いた。

「………大好きや」

「俺も……お前の事は嫌いじゃあないぜ、はやて…」

 はやての寝言に、自分もと言いかけるが、恥ずかしくて言えなかったのか無難な事を言って誤魔化すクロウだった。















 家に帰ると、クロウは荷物をテーブルの上に置き、背負っていたはやてを部屋に運んでベッドに寝かせてると、庭に出てプレハブ物置へと向かった。

「……相棒、俺はこの世界に骨を埋める事になりそうだわ。お前にゃ申し訳ない事かもしんねぇけどなぁ」

 物置の中に入ったクロウは、奥に武者鎧の如く悠然と構えている鋼鉄の物体に話しかける。

 それは、流線的な外観と純白と蒼でその身を彩っている事も相まって、何処か騎士甲冑の様にも見え無くも無い。

「護りたいもの、一緒に居たいものをみつけちまったんだ。戦いのない世界じゃお前は退屈かもしんねぇが、我慢してくれな」

 その物体――鋼鉄の鎧――から返事は無い。当然だ、“アレ”はクロウが八神家に迎え入れられる以前に戦場で使っていた“甲冑”であり、それに意思と
呼べる物は存在していないのだから。

 それでも、クロウは己が甲冑を相棒と呼び、声を掛け、謝辞を述べる。

「毎日キチンとチェックしてメンテしてやるから、それで勘弁してくれな…相棒」

 そう相棒に話しかけながら、クロウは八神家に世話になる事になった発端の出来事を思い出していた。






























「第3小隊シグナルロスト!紅いテッカマンは第8小隊の方に向かいました。警戒を!」

 漆黒の宇宙空間を数個の人型が光芒を背負って移動している。

 人型は鋼鉄で形作られた甲冑で、背負っている攻防は背中にあるブースターから噴出す燃焼炎だった。

「ちっくしょう!!ラダムのテッカマン様は俺達ゃあ相手にもならねぇってのか!?」

 小隊の先頭を行く白に蒼の甲冑に隣の白に碧の甲冑から通信が入る。

「第3小隊はラダム獣相手とはいえかなりのスコアを持ってたさ。けど、そいつらが3分も経たないで通信を断ったんだ。
最後に『紅いテッカマンが…』って言い残してな」

 蒼の甲冑の言葉で周囲の碧の甲冑に緊張が走る。

「紅いテッカマンっていうと……」

「ああ、恐らくラダムのテッカマンのリーダーと言われてる奴だろ」

 ラダムのテッカマンは数体確認されているが、その内の何体かは人類に味方する白いテッカマンによって倒されている。

 紅いテッカマンはその白いテッカマンと何度も死闘を演じ、白いテッカマンが一度敵味方の見境なく暴走した時も、奴がそう仕向けたとの噂もあった。

「そんな奴を相手にしろだなんて、上の連中は俺達に死ねって言うのかよ!」

「全員で一斉攻撃、相手が少しでも怯んだ隙にとんずらするっきゃねぇだろ!?」

「……話はそこまでだ。お客様が来たみたいだぜ…」

 そう言って蒼い甲冑が指差した先には、紅い流星がこちらに向かってくる姿があった。

「俺も逃げ出したいが、それをやるのも後味が悪そうだからな……やれるだけやってやるさ」

 その言葉と共に、蒼い甲冑とその部下達は紅い流星に向かって突撃していくのだった。





「アノ後どうなったのかはわかんねぇが、あいつのボルテッカに飲み込まれた筈の俺達は気付いたらはやての家のリビングでテーブルの残骸に埋まってたんだよな…」

 部下を逃がす為に、囮となって紅いテッカマンと戦っていた筈のクロウだが、全身全霊を込めた一撃は相手の装甲をわずかに削るだけに留まり、自身は相手の
最大の火力を誇る一撃で消し飛んだ筈が、気付いた時には八神家に居たのだった。

「で、はやてに助けられた俺は彼女を一人ぼっちにするのが嫌で、こうしてあいつの兄貴分に納まってるわけだ」

 現在の二人の関係になるまでには色々とあったのだが、それはとりあえず今は割愛する。

 それからクロウは己が相棒に話しかけながら、手に持ったドリンクを煽る。

「無い事を祈るが、お前の力が必要になったら、よろしく頼むぜ、相棒」

 かなり遅くまで相棒と語っていた事に気付いたクロウは、明日もはやてに叱られては堪らないと、一声相棒に掛けてから倉庫を後にするのだった。








 これは、少女と騎士の平穏な一日の一つ

 未だ少女は王では無く

 騎士も平穏に身を任せていた頃の平和な日々

 そう遠くない未来に、少女は王となる試練が望まざる内にその身に降りかかり

 騎士は少女の為に再び己が甲冑を身に纏い戦場へとその身を躍らせる

 騎士が戦場へと戻る理由は少女と共に過ごした平穏を取り戻す、ただそれだけ

 そして少女は試練を乗り越えるだろう。騎士との平穏を取り戻し、新たな家族と笑いあう為に

 これは、後に王となる少女と生涯その傍に仕えた騎士の、根源ともいえる大切な日常の一つ……

















 あとがき

はじめまして、くるうるうといいます。

このお話はこれから執筆予定のなのはとテッカマンブレードのクロス作品の序章編となっております。

まだはやての呪いも悪化しておらず、守護騎士達が出てきていないので魔法も関係ない頃

そんな日常をメインに主役の彼の過去を少しだけ出しております。

SS初心者故、読みづらいかもしれませんが、どうぞ宜しくお願い致します。




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